事務所概要

  1. 事務所名:大野電気保安管理事務所
  2. 所在地 岐阜県中津川市茄子川654-16
  3. 所属団体:社団法人 中部電気管理技術者協会会員
    正会員:No.430       大 野 進 一 (60歳) 平成4年3月18日開業
    準会員:(将来開業予定)大 野 優    (27歳) 現在選任主任技術者
  4. 連絡先:社団法人 中部電気管理技術者協会 TEL/052-762-2838(代表)
  5. 主要業務:電気保安管理

電気保安管理とは

自家用電気工作物(主に6000ボルト以上で電気の供給を受ける施設)の設置者は「電気工作物の保安の監督」をさせるため、社員の中から国家資格「電気主任技術者免状」所持者を主任技術者に選任する必要があります。
(電気事業法第43条 第3項)

しかし、その事業所に「電気主任技術者の免状」所持者がいない場合は、受電電圧7000ボルト以下、発電所の出力1000kw未満の施設であれば監督官庁の承認を受けた「電気管理技術者」又は「電気保安法人」に「電気工作物の保安の監督の業務」を委託すれば、主任技術者の選任をする必要はありません。
(電気事業法施行規則第52条 第2項)

当事務所は上記の「電気管理技術者」として監督官庁である「中部近畿産業保安監督部長」の承認をうけています。 そして「電気主任技術者免状」を持つ人のいない事業所から業務委託を受けて、経験豊富な電気のプロとして電気保安の確保にあたっています。

▼設置する電気設備の種類はユニット型のものとオープン型の方があります。

ユニット型装置ユニット型装置のキュービクルは見た目はスチール製の板に囲われコンパクトですが、内部は小スペース構造となり狭窄しているので、装置に熱がこもりやすいです。メンテナンスにおいても若干手間がかかります。 (左写真)

オープン型装置オープン型装置の変電所は奥のまで人が入れ細部に目が行きとどきます。平常時は鍵付シャッターで閉められ関係者以外立ち入ることができません。
ボディ組立、配電盤やスイッチ、配線に至るまですべての部品を組み合わせる為、部品代や組立作業コストはかかりますが、キュービクルに比べるとメンテナンスがしやすいので管理技術でカバーしやすく装置更新のスパンが伸びます。(左写真)

基本方針

  1. 管理の一歩は清潔清掃から
    「設備が悪くなったから更新しなさい」では無く、当事務所では普段から悪くならないように、少しでも長く使えるようにメンテナンスを致しております。
  2. 他の人や法人がやっていないことをやります。
    18年前の開業時にすでにデマンド監視制御装置の無償取り付けを開始しました。 管理技術者の開業に必要な試験計測機器だけでは無く、常に最新の分析機器の導入を心がけて予防保全に努めています。(詳細:電力コストダウン(デマンド制御)
  3. 受託契約先が電気のことで困ってみえる場合は、当事務所の業務以外のどんなことでも相談にのり、解決策の手配をいたします。
  4. 落雷等の突発な事故で機器が損傷し停電しても、停電時間を極力短縮して被害を少なくするよう、主要な機器は当事務所で予備品を保有する努力をしています。(詳細:危機管理体制
  5. 保安教育用の教育機器と教育用の教室を備えています。(詳細:試験計測教育体制
  6. すべての施設に24時間監視体制の確立をめざしています。
    現在隔月点検のために300kva以上の施設に設置されている「絶縁監視自動通報装置」を、当事務所独自の方針で100kva以上の施設に設置しています。

今後について

今後は小規模需要設備を含むすべての契約先に設置を予定しています。
また大規模な施設や、病院等毎月点検を実施している施設や、漏電遮断器を設置している施設にも「絶縁監視自動通報装置」は設置済みです。 毎月点検をしていても、夜間休日に漏電が発生する可能性はあり、毎月点検と言えども「絶縁監視自動通報装置」は必須と考えています。